インコとおいら《その10》
どうぶつ〜インコ
それでも随分落ち着いて、“ふたりの世界”においらも混ぜてもらえましたよ。
つか、ひとりずつ遊ばせようとケージから出すと、まずもうひとりを威嚇しにまっしぐら。
その後で、おいらの元へ飛んでくるっつー…
( ゚∀゚;)タラー
でも元気で、いいコ☆
が、ある時
「ん〜?ひじき、なんか丸っこくなっちょる…毛羽立ってるし…」
とケージから出してみたら、
「ありゃりゃりゃりゃ???!!!」
お尻から何かが出てる。脱肛かっ?!
即効で病院だーーーーーーーっ!!
どうやら内蔵(腸か?)が出ちゃってたらしい。
「よく気がつきましたねー。」といいつつ
中に入れてもらって、縫合。…ってこれで大丈夫か?
「また入院ですか?」と聞くと
「いや、おうちに連れて帰った方がいいですよ。」
そ、それってどういう意味?!…((ヽ(;ω;)ノ))
心臓バクバクで、半べそで、急いで帰りましただ。
後半ゆずが使っていた、保温用虫かごケージに入れて
27度以上をキープ。
じーっとおいらを見てたひじき。
「頑張ろうね、ひじき、大丈夫だよ」
と、全然大丈夫じゃない顔で声かけてたんだが、
帰宅後1時間。
ぴょん!とお茶碗の上に乗ったかと思ったら、
くるん!!とひっくり返って、…そのまま動かなくなってしまった。
心臓が止まる衝撃って、そんなに?!て思うくらいの勢いで。
「ひじきがーーーーー!」
とワケもなく、部屋をぐるぐる回ってしまったおいらだったが、
最後に抱きしめてあげました。
身体弱いのかなーって思ったけど、病院も何度も行ったけど
8年間、よく頑張ったね。
ひじき大好きだよ。ありがとうね。
仲がいいんだか悪いんだか、のふたりだったけど
結構くっついて遊んでたんだよねー。
先生に電話で報告して、改めて挨拶に行った時、
おっきい花束くれて、
その心遣いにまたウルウルしてしまった。
鳩時計ならぬ、インコ時計??
まったく喧嘩するほど、仲がいいってことなんでしょか。
ふたりの関係は謎だな。
(これ、誰からもらった時計だったっけ?ぷ。ダサ…)
喧嘩相手がいなくなって、さみしーかなぁ。と思ったんだが、
「新しいコが来たら“ああ、ボクはもういらないんだ…”って思うよ。
このまま、愛情独り占め!って思うようにしてあげた方がいいんじゃないかな。」
と先生に言われて、そのままゆずと二人暮らし。
結果的にはゆずは16年一緒にいたんだから、この時の先生の判断は大正解だったってことでしょう。
ちっちゃい身体で、大きい愛情をくれていたのは我が家のインコ達でした。
おいら、甘えてたなー。
今でもそんなだから、成長なくてすみません、なんだが。
そんな頼りないおいらでも、たっぷりの愛情くれてありがとう。
キミ達の、ほわほわで、すべすべの感触は一生忘れないよ。
またいつか、会えたらいいね…
- [07-29 00:27] [
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